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幹細胞培養上清液Mix

幹細胞培養上清液Mix

― 幅広い疾患を対象とした最先端のエビデンス医療 ー

幹細胞培養上清液は、「疾患の根本改善」や「組織の若返り・再生」「慢性炎症のコントロール」「創傷・機能回復」「美容・発毛促進」まで、多岐にわたる症状の改善が期待される “次世代の再生医療” です。
当クリニックでは、幹細胞培養上清液の臨床応用において、国内屈指の高度なクリーン管理・安全性基準を満たした製剤(脂肪・臍帯・歯髄由来のMix製剤)を提供し、以下のような疾患・症状でお悩みの方々を対象に積極的な治療をご案内しています。

幹細胞培養上清液Mix とは?

幹細胞培養上清液Mixは、日本人ドナー由来の「脂肪」「臍帯」「乳歯歯髄」の3種ヒト幹細胞(いずれも厳格な審査・感染症検査合格)を “国産・高清浄度クリーンルーム” で培養し、上清液(幹細胞培養液の上澄み部分)のみを精製した最先端バイオ製剤です。
3種の幹細胞培養上清液がMixされた製剤には、成長因子群(EGF・FGF1・FGF2・HGF・VEGF等)やエクソソーム(多様なマイクロRNA: miRNA を含む細胞外小胞)などが「豊富に」「バランスよく」含まれ、組織修復・炎症抑制・アンチエイジング効果に多角的に働きかけます。

※幹細胞上清液(エクソソーム)とマイクロRNA(miRNA)
幹細胞由来の上清液(=培養液の上澄み)には、たくさんのmiRNAが「エクソソーム」という超微細なカプセルに包まれて含まれています。これらのエクソソームが他の細胞に取り込まれることで、組織の修復・細胞の若返り・炎症コントロールなど、さまざまな良い効果が期待されます。
実際に、上清液に含まれる複数のmiRNAが糖尿病、脳梗塞、⽪膚トラブル、アレルギー、関節の炎症など多岐にわたる疾患や健康維持のターゲットとなることが多くの論文で示されています

有効成分と作用機序

幹細胞培養上清液には、主にEGF, FGF1, FGF2, HGF, VEGFなど5種類以上の成長因子、さらに1mlあたり最大7.6×10^10個(約760億個)のエクソソームが豊富に含まれています。これらは細胞の修復・再生、炎症抑制、血管新生、創傷治癒、抗加齢作用など多面的な生体改善に働きかけます。特にエクソソーム内包のマイクロRNAやサイトカインはパラクライン(隣接細胞作用)により組織修復や疾患改善効果が期待されています。

安全性と品質管理

当クリニックで採用している幹細胞上清液は、国内クラス1,000クリーンルーム、厚生労働省の指針に則ったドナー選定、ウイルス・細菌検査(HIV, HBV, HCV, HTLV, マイコプラズマ、真菌等)で全て陰性、製造ロットごとの品質試験(pH, 無菌性, エンドトキシン, ウイルス陰性)をクリアしたもののみを使用しています。また、急性毒性・皮膚刺激・アレルギー試験(in vitro, ヒトパッチテスト等)でも高い安全性が確認されています。

 

対象疾患と適応

以下の領域で効果が期待される「根拠」として、ヒト幹細胞由来上清液の有効成分(成長因子・エクソソーム・miRNA等)の構成と、豊富な論文・症例データを基礎としたエビデンスが蓄積されています。

1. 生活習慣病・内科系疾患

糖尿病(2型・血糖管理難治例)

    • 実臨床でのHbA1c(血糖値指標)の大幅低下、β細胞機能の改善、血管合併症抑制が報告

    • 「インスリン分泌促進」「炎症・酸化ストレス抑制」「血管修復作用」など多面的なアプローチで根本改善

脂質異常症/高コレステロール・高中性脂肪

    • 中性脂肪・コレステロール値の減少例あり

    • 血管新生・修復因子、脂質代謝関連miRNAが豊富

高血圧、不整脈、心不全など心循環系関連の基礎疾患

    • 心筋保護・血管修復・動脈硬化改善への多面的作用

2. 肝臓疾患

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、肝機能障害(γ-GTP, AST/ALT高値)

    • 難治性肝障害での劇的なγ-GTP改善

    • 肝細胞再生因子(HGF, FGF等)、抗線維化miRNAの有用性

3. 脳・神経疾患/脳卒中後遺症

脳梗塞・脳出血・脊髄梗塞後の麻痺・しびれ

    • 神経損傷後の機能回復、ADL(生活自立度)改善

    • “神経再生促進エクソソーム” や抗炎症miRNAの働き

認知症・パーキンソン病・神経障害・うつ

    • 神経炎症制御、細胞保護因子の導入による認知・運動能力改善や症状緩和

4. 心血管疾患

虚血性心疾患、慢性心不全、高血圧、不整脈

    • 心筋修復因子、血管新生作用分子が豊富

    • 動脈硬化や血管炎への分子標的効果もエビデンスあり

5. 免疫関連/膠原病・慢性炎症疾患

膠原病(関節リウマチ・ループス・SLE・自己免疫疾患)、炎症性腸疾患(腸炎)

    • 抗炎症性エクソソーム、免疫調整miRNAでの疾患活動性制御

慢性疼痛・難治性関節痛・変形性関節症
その他、様々な炎症性疾患・アレルギー性疾患(喘息、COPD、関節リウマチなど)

    • 複数の疼痛関連・抗炎症因子による系統的改善

    • 気道バリア強化や免疫応答調整

6. 皮膚疾患・美容再生医療

アトピー性皮膚炎、乾癬、難治性湿疹等

    • かゆみ・炎症・バリア機能修復、症状の自他認める改善例

創傷治癒・術後の瘢痕改善

    • EGF等の成長因子により傷の修復促進、ダウンタイム短縮

アンチエイジング・美肌(しみ・しわ・リフトアップ)

    • しみ消失、肌のハリ・ツヤ・シワ改善、コラーゲン・ヒアルロン酸の産生増強

7. 脱毛症・AGA, FAGA(男女発毛・育毛)

男性型・女性型脱毛症

    • 発毛促進成長因子、毛包再生エクソソーム配合

    • 安全性と高い症例満足度、自己血療法非効果例にも適応

8. 歯周病・難治性潰瘍、術後修復

口腔疾患(歯周病など)、歯槽膿漏

    • 歯肉修復、炎症抑制、難治性潰瘍管理

創傷治癒全般

    • 抗炎症・抗線維化miRNAによる幅広い応用

※適応や効果には個人差があり、全ての方に必ずしも効果を保証するものではありません。

このような方におすすめ
  • 慢性疾患で従来治療に限界を感じている方
  • 複数の薬の副作用に悩む方
  • 生活の質(QOL)を高めたい方、美容・健康・若返りを検討している方
  • 薬物療法の併用・補完治療を希望する方
  • 手術や抗がん剤治療後に回復力を高めたい方
投与経路と用量

幹細胞培養上清液Mixは、点滴、静脈注射、皮下注射、点鼻など、さまざまな投与経路で施行が可能です。点滴や静脈注射は即効性を重視する場合に向き、皮下注射は効果の持続性を重視する際に適しています。点鼻投与は非侵襲的な方法として利用されます。

効果の実感や反応性を確認したい場合は、5mlの投与が目安となっており、疾患の治療を目的とする際には、10ml以上の投与が推奨されています。

注意点と副作用

以下に該当する場合は、幹細胞培養上清液治療を受けることはできません。

禁忌

  • 妊娠中/授乳中の方
  • 活動性がん患者
  • 重度の肝機能障害者(Child-Pugh分類C)
  • ペニシリン系/セフェム系の薬剤アレルギー既往歴(幹細胞培養上清液の製造工程で、培養液にペニシリン系またはセフェム系抗菌薬が添加される場合があるため)
  • アナフィラキシー既往歴のある方

予想されるリスク・副作用

・当院では重篤な副作用は見受けられませんが、ごくまれにアレルギー反応(腫れ・発赤・かゆみなど)が生じる可能性があります。

・点滴部位に痛みや腫れや内出血やしびれが見られることがあります。

注意事項

・治療効果には個人差があり、治療効果を保証するものではありません。
また、他の治療法と同様に臨床例が積み重ねられた結果、将来的に現在の治療に対する評価が変化することがあります。

・「幹細胞培養上清液Mix」や「プラセンタ注射」などヒト組織や血液を原料とした製品を使用した方は、日本赤十字社により献血を控えることが求められています。

・現病歴や既往歴によっては、医師の判断の元、治療を受けていただけない場合があります。

・ヒト由来の製品のため、厳密な検査によって安全性が確認された製品を使用して治療をするものの、現在の検査方法では検知できない未知のウイルス感染の可能性を完全には否定できません。

未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示

本治療に用いる未承認医薬品等は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。 院内調剤(一部外部委託)として、適法に調剤しています。日本では、未承認医薬品を、医師の責任において使用することができます。

国内の承認医薬品等の有無の明示

本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。


ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

 

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